【Xserver】サブディレクトリ上に作ったサイトのリダイレクト処理【エックスサーバー】
独自ドメインにWordPressをインストールしてしている場合は特に問題なかったのですが 、サブディレクトリを作成して複数のサイトを開設したしたのは良い物の、いざSSL化しようとしたらリダイレクト処理のところで少々手こずったので手順をメモしておきます。
デモサイトを使って説明していきます。このサイトは以前に “test” という名前のサブディレクトリ上に作成したサイトです。
ニャンコ備忘録
環境は以下の通りです。
- OS : Windows10 Home
- ブラウザ : Google Chrome
- サーバー : Xserver
- WordPress 5.2.4
Contents
環境
1. サブディレクトリ上に作成したサイトの「.htaccess」 の場所
独自ドメインの [.htaccess]ファイルを編集する場合はサーバーパネルから簡単にアクセスできますけど、サブディレクトリ上に作成したサイトの [.htaccess]ファイルの場合はサーバーパネルからではなくインフォパネルから入ります。(逆にインフォパネルからは独自ドメインの [.htaccess]ファイルにもアクセスできます。)
まず、エックスサーバーのインフォパネルにログインして [ご契約一覧] – [サーバー] – [ファイル管理] をクリックします。
[ファイル一覧] 画面が表示されるのでサブディレクトリを作成したドメインを選択します。今回の場合は ”studio-nyanko.net” ですね。
画面が遷移したら [public html] をクリックします。
目的のサブディレクトリを探してクリックします。デモサイトは “test” という名前のサブディレクトリ上に作成しました。
また画面が遷移するので、[.htaccess] を探します。見つけたらチェックを入れて(クリックするのでなく)右上の [ファイルの操作] – [編集] ボタンをクリックします。
ようやく辿り着きました。赤い枠の中を編集します。
2. コピーアンドペーストでコードを編集
2-1.「.htaccess」に追加するコード
301リダイレクト処理のコードです。下のコードを 図1-7 に示した赤い枠の中にコピペします。自分でキーボードで打ち込むよりもコピーアンドペーストの方がうっかりミスなどを防ぐ意味でもよいと思われます。
#BEGIN 301_Redirect
<IfModule mod_rewrite.c>
# リライト機能をONにする。
RewriteEngine on
# httpでのアクセスは、httpsへリダイレクトする。
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
#END 301_Redirect
コピペする場所は「#BEGIN WordPress」の上です。
右にある [保存文字コード] は [Shift-JIS] のままでいいです。
編集が終わったら [保存する] をクリックします。
2-2. 動作を確認
敢えて「http」でアクセスしてリダイレクト処理がされているか確認します。
「http~」 で繋がってしまいました。「保護されていない通信」の表示がされています。
「.htaccess」編集後は、敢えて「http~」でアクセスしても「https~」にリダイレクトしてくれます。
他のブラウザ(Microsoft Edge)でも確認します。
ちゃんとリダイレクトされています。
3. まとめ
ワードプレスにはリダイレクト処理をしてくれるプラグインもたくさんの種類がありますが、個人的には「.htaccess」を直接編集した方が気持ち早くサイトにアクセスできたように感じました。(個人の主観ですから気のせいかもしれませんが…)
SSL化の有無はサイトの信用に関わります。せっかくサイトを作ったのに訪問者に不信感を与えるのは残念です。サイトを開設した早い段階でSSL化しておけば後はずっと楽になるはずです。
お疲れさまでした。
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