【よく】プラグインとアドオンとアドインの違いは何?【わからん】

普段何気なく使っていても「実はよくわかっていない言葉」というのは、対象が何であれよくあることだと思います。

或いはわかっていてもいざ人に意味を尋ねられた時に上手く説明ができなかったりして自分自身にもどかしさを感じたりすることもあります。
上手く人に説明できないのは結局よくわかってない事になるのかもしれませんが。

…というわけで今回わかった気になっているけどいまいちよくわからないまま普段使用している 「プラグイン」、 「アドイン」、 「アドオン」 の違いについて(…そもそも違いがあるの?という点も含めて)調べてみました。

それでは、忘れる前にφ(..)…メモメモ

Contents

プラグインとは?

コンピュータソフトウェア的には特定のアプリケーションソフトウェアやインターネットブラウザ等の機能を拡張したり、使い勝手を向上、補完したりする目的で追加するプログラムやコードの事です。
アドオン、アドインとほぼ同じ意味で使用されます。

言葉の成り立ちとしては、

Plug(栓)を in(差し込む)

といったものでしょうか?

ソケット(コンセント)に電源プラグを差し込む等の動作から連想され比喩的に派生した用語でしょうか?

アドオンとは?

特定のアプリケーションソフトウェアやインターネットブラウザの機能を拡張するために後から付け加えるプログラムやコードの事。

現在では「プラグイン」「アドイン」とほぼ同じ意味で使われていますが、ネット上の海外の情報(最終更新日時が10年以上前)等をみるとアドオンとは本来、ハードウェア的な意味において機能を追加、拡張したりするハードウェアユニットの事を呼ぶ用語だったようです。
しかしながら「プラグイン」や「アドイン」と混同、混用され今ではなし崩し的に「プラグイン」や「アドイン」とほぼ同じ意味を表す別の用語として扱われているようです。

言葉の成り立ちとしては

Add(加える)+ on(接する)

ですかね。

アドインとは?

アドインとはより大きなプログラムに追加することで機能を拡張したり使い勝手を向上、補完したりするプログラムやコードの事。
アドインは単独では実行できず、特定のプログラムに追加して使用することを前提に設計されます。
「プラグイン」、「アドオン」とほぼ同じ意味を表す別の用語で主にMicrosoft社のソフトウェア製品の機能拡張プログラムに使用されます。

言葉の成り立ちとしては、

Add(加える)+ In(中に)

といったものでしょうか?

まとめ

一部のサイトでは「プラグイン」は完全に独立したプログラムであり、「アドオン」「アドイン」は特定のアプリケーションソフトウェアやインターネットブラウザに依存するプログラムやコードであるとしています。かつては使い分けられていたのでしょうか?

前者の代表はアドビシステムズ社の「Flash」やサンマイクロシステムズ社の「Java」であり、それらのプラグインは特定のアプリケーションソフトウェアやブラウザを必要としていません(「Flash Player」をインストールすればフラッシュファイルを再生できる、「Java」をインストールすればJavaファイルを実行できる…等)。

WordPressの機能を拡張するプログラムは 「プラグイン」 と呼ばれますが、WordPress無しで実行されるとは思えません。…詳しくはわかりませんが。
そのうえWordPressの拡張機能である一部のプラグインの中には「プラグイン」の機能をさらに拡張する「アドオン」が存在したりもします。もはやワケがわかりません。

プラグイン、アドオン、アドインと言った拡張機能を何と呼ぶかはソフトウェアメーカーや個人等の開発者によって異なり結構自由に思いつきで命名しているように感じられます。規格策定団体が存在し、しっかりと定義づけられた用語とは違いますね。

海外でも結構混乱している人が多いみたいな印象です。

ちなみに Google Chromeブラウザ のプラグイン、アドオン、アドインに相当する拡張機能は「拡張機能(英語版では”Extension”)」と呼ばれます。そのまんまです。

取り敢えず参考にしたサイトのリンクを備忘録としての用語集のページの中に載せておきました。(遷移したページの中にリンクがあります↓)

プラグインとは?

ニャンコ備忘録

アドインとは?

ニャンコ備忘録

アドオンとは?

ニャンコ備忘録